上司の言いがかりにイラッとしたら、自己客観視してみる。

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「あのさー会議で寝てただろ?」

飲み会の席で隣に座った課長に言われて僕はびっくりした。

「いびきが聞こえてきたからさあ。
部長の手前あまり横向けなかったけど、こいつ寝てやがるって皆気づいてたぞ」

ちょっと勘弁してほしい。

寝てたのは僕じゃなくて、僕の横にいた係長なのに。

本当に僕、寝てないんです。

と課長に説明するも、

酔っ払っている課長はほとんど聞いていない。

俺も眠かったけど耐えたぜなどと周りと盛り上がって大笑いしている。

なんなんだよ。

確かに眠かったけど、

必死に耐えて頑張ったのにあんまりじゃないか。

一気に酔いもさめ、

おひらきと同時に速攻家に帰った。

家に帰ってお風呂に入っていると、

だんだん怒りがこみあげてくる。

課長が許せない。

まず寝てたのは僕だと一方的に決めつけられたことに腹がたつ。

きっと普段から僕の仕事を評価してないのだ。

普段はさんづけなのに、

急に呼び捨てにされたことにも腹がたってきた。

どうせ僕のいないところで悪口を言っているのだろう。

もう二度と課長と飲みたくたい。

明日会ったら何か言いかえしてやりたい。

お風呂の中でずっと悶々としてしまった。

一夜明けてもイライラがおさまらない。

押し付けられる仕事にいちいち腹がたってくる。

さて、

ここでラッキーだったのは、

午後に立花B塾があったことだ。

立花岳志さんから自己客観視のおはなしがあった。

自分で自分のことを冷静に見てみようということだ。

通常は自分と感情はくっついていてしまっている。

今まさに怒っている自分がそう。

そうなると感情に振り回されてしまい、

それが行動となって現れてしまう。

本来感情に良いも悪いもないのだ。

そこで冷静に自分を見てみる。

たとえば事実とストーリーに分けてみる。

課長から寝てたと疑われたことは事実。

いつもさんづけなのに急に呼びすてにされたことも事実。

でも、

課長が僕のことを評価していないというのは、

僕が作ったストーリー。

僕のいないところで悪口を言っているというのも、

僕が作ったストーリーだ。

課長は笑いがとりたくて、僕をネタにしただけなのかもしれない。

それなのに自分が作ったストーリーで、

次の日までずっとイライラしていたのだ。

それで周りの人に迷惑をかけたら申し訳ない。

そんなこんなで、

やっとイライラをおさめることができた。

他人は何を言い出すかわからない。

だからこそ、

いちいち感情に振り回されていたらきりがないのだ。

いくつになっても、

人生は修行の日々である。

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