早く帰宅した日は、
子ども一緒に寝ることにしている。
眠りにつくまでの間、
子どもとゆっくり話しをできるから。
学校でのことや習い事のことを聞いていると、
ふと悩みを打ち明けてくれたりする。
学校の友達にこんなことを言われたんだ。
友達にこんなことをされたんだ。
どうすればいい?
と質問される。
小学一年生の父として、
嫌なことをされたら止めてと言いなさい、
それでも止めてくれなかったら先生に相談しなさい、
と答えようと思うのだけれど、
逆に本当はどうしたいのと質問すると、
友達とただ仲良くしたいだけなんだと言う。
友達とただ仲良く遊びたいのだと。
僕はいつもその純粋な気持ちに感動する。
君はそのままで素晴らしい存在だ。
だから、
「そうか。じゃあその気持ちを素直に伝えてごらん。僕は君と仲良くしたいって伝えてごらん」
それでうまくいくかは僕にもわからないけど、
そうやって人と関わって成長していくのだろう。
ゆっくり乗り越えていけばいい。
人との関わりはこれからもずっと続いていくのだから。