気になっていたまま見逃してしまった映画だったが、アンコール上映のおかげで観れた。
現実とリンクしているようなストーリーで、まるでドキュメンタリーと勘違いしてしまいそうだった。
松坂桃李さんはエリート官僚が陰謀に巻き込まれていくスリリングな人生をとても丁寧に演じていたと思う。
僕らは組織から、周りから、常に様々ことを期待されて、それに応えようと頑張る。
それ自体は悪くないけど、誰かの人生を生きてしまっては意味がない。
僕はこの映画を観て、人生どこで何が起こるかわならないのだから、自分が大切にしていること、自分が信じていること、自分と家族がどうなっていくのか、それを見失うわけにはいかないと思った。