青春音楽映画でとても感動しました。
自分の世界に閉じこもっていた主人公が、自分と正反対の人と深く関わることで、世界が拡がり、自分のやりたいことに気づく物語。
バンドリーダーの死によって解散してしまったバンドの再生物語でもありました。
とにかく北村匠海君が歌がうまいのにびっくり。ハスキーでいて甘い声なんです。俳優さんって凄いです。
心地よいバンドサウンド、演奏したら気持ちいいでしょうね。
そして映画のカギとなるカセットテープ。
懐かしいですね。本当によく使いましたから。
良かったシーンは、主人公が採用面接でバンドでの出来事を思い返し、気持ちよかったなーと実感するところ。そこに気づけて良かったねと共感してしまいました。
あと主人公がパソコンでコツコツ曲作っているのが、なんだか嬉しかったですね。
自分の殻に閉じこもっていれば安全です。
それでも本当の充実感を求めるのなら、外の世界に一歩踏み出す必要があります。
そこには新しい出会いがあって、新しい仲間ができ、共に新しいステージに挑戦する
音楽をするのは、そんな経験をするためなのではと思うのです。