インセプション

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インセプションをIMAXで再鑑賞しました。
IMAXのクリアで迫力のある映像は、難解な設定やストーリーを直感的に感じることができますし、没入感が桁違いです。まるで新作を観ているかのようです。

ノーラン監督の作品は何度観ても、その度に新たな発見があります。
お気に入りのダークナイトもダンケルクも何度も見ています。
そういえばインターステラーは1回しか観ていません。
ぜひIMAXで再上映して欲しいです。

主人公が現実を取り戻す物語

3度目の鑑賞の今回は、ディカプリオ演じる主人公のコブが現実を取り戻す物語として観てみました。
コブは自分のせいで妻を亡くしたと思い、絶望と罪悪感で苦悩する日々。
コブの仕事はターゲットの夢に侵入し、あるアイデアを植え付けること(インセプション)なのですが、実はコブ自身がインセプションされ、現実世界に連れ戻そうとしているのではないか。

僕の勝手な想像です。

現実と夢の区別がつかないのは妻なのではなくて、コブ自身が区別つかなくなっているのだとしたら、妻が亡くなってしまうシーンを何度も何度も再現し、そのたびに絶望する日々を送っているのだとしたら。
もし妻が生きているのなら、そんなコブをインセプションで現実に戻そうとするかもしれません。

思いこみが人生を作る

思いこみに気づくことが難しい。
先日も同僚にどんな思いこみがありますかと尋ねたら、思いこみなんてありませんと怒られてしまいました。
僕の聞き方が悪かっただけですが、良くも悪くも思いこみが人生を作っています。

僕は音楽が幸せの一つだと信じているから音楽に取り組んでいますし、まだキャリアアップできると信じているから新しい仕事に挑戦しようとしています。

昔の僕は、自分には才能がないからとか、自分にはこれしかできないからとか、言い訳を言っていました。
でもそれは、事実なのではなくて、そう思っているから今の人生があるのですと告白しているに過ぎないのでした。

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