映画『天気の子』
新海誠監督の最新作。
前作『君の名は。』から3年がたち、非常に期待して鑑賞しました。
映画の世界観にずっと浸っていられて、ぼんやり考え事をしていたい。
そんな映画、僕は大好きです。
主人公の穂高に共感できます。
世界が狂いだしていることを誰もが感じているし、誰かを犠牲にして成り立っている世界なんてなくなればいいとさえ思ってしまう。
以下ネタバレなので注意して下さい。
好きなキャラクター
須賀圭介
穂高の父親的な役割。
喪失感を抱えながら生きている。
社会と対立していく穂高を大人として導こうとするが、須賀自身が穂高に影響を受けはじめる。
小栗旬くんの声がとても味がありました。やっぱりうまい。
印象に残ったセリフ
穂高のセリフ
「これ以上僕たちに何も足さず、僕たちから何も引かないで下さい」
何気ない幸せな瞬間が永遠に続いて欲しいという願い。
誰にでも感じたことのある想い。
痛いほど切ない。
僕も過去をいろいろと振り返ってしまう。
東京の再現
新宿、池袋、見慣れた東京の電車やビルが再現されています。
穂高たちが生きる世界が東京なので、映画鑑賞後に外に出た時、もしかして彼らがいる世界なのではと思えるほどです。
映画からの帰り道、東京の街の光、音、空気感、人びとが、幻想的に見えたのはあの時だけです。
小説も買ってしまいました。