リメイクやカバーはオリジナルに思い入れがるあるほど、残念な思いをする。
その点、今回のセルフカバーは、そんな心配は無用だ。
オリジナルの「恋しさと せつなさと 心強さと」は1994年にリリースされた。
劇場アニメ「ストリートファイターII MOVIE」の挿入歌となっていて、ドラムのフィルインからのサビ始まりがとても印象的な楽曲だ。
小室プロデュース作品の中でも特にお気に入りの曲の一つとなった。
2023verはオリジナルの良さを残しつつ、よりブラッシュアップされた印象である。
オリジナルで多用されているサンプリングボイスを外し、ギターを全面に出して迫力を出している。
また、リズムパートを差し替えて、特にベースの動きが楽曲全体にグルーヴ感を与えている。
これはオリジナルも同様なのだが、2コーラス目のサビをくり返さないため少し物足りなさを感じる。
しかし、サビ前にフィルインを挟んだことで、特別感が生まれ、それも軽減されたように感じた。
私にとっては懐メロだが、2023verはまるで新譜を聴いたかの様に感動した。
それと、
久々に小室さんの楽曲レビューができて嬉しい。
https://twitter.com/tetsuyakomurotk/status/1583020196452704256?s=46&t=B-ToyNsfd71SvNkqv0CGwg