幻想的なピアノから始まるこの曲は、
小室哲哉とYOSHIKIによるユニットV2の
背徳の瞳~Eyes of Venus~
1992年にリリースされたシングルである。
この曲は衝撃だった。
二人が演奏するアコースティックピアノの序章。
そこから一転、
小室さんのバリバリのシンセサウンドに、
YOSHIKIによる激しい生ドラム。
そして、小室さんのあの歌!
その違和感ともいえる組み合わせが、
全体に緊張感を与え、
唯一無二の曲となっている。
メロディ自体は、
オンビートで非常に親しみやすく、
二人のらしさが出ている。
どちらが、どの部分を作曲したのか、
想像してみるのも楽しい。
当時は、
小室さんとYOSHIKIが生ピアノを弾いた後、
シンセブースとドラムセットに向かって、
お互い走っていく姿が、とてもかっこいいと思っていた。