『大人の発達障害: 話し相手の目を3秒以上見つめられない人が読む本』加藤俊徳(著)

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〈引用〉


・私は、自己認識力こそ、生きる上で最も重要な要素ではないかと思います。

・学校や会社という組織のなかで、決められたことをやるだけでは、どんどん自己認識力は衰えていきます。こうして、まるで機械の一部になってしまうと、自分を失いやすくなります。これに睡眠不足や食生活の乱れ、あるいは運動不足が加わると、さらに障害は重くなるのです。

・感情認識障害を改善させるために効果的な方法としては、目で見て人の真似をすることが挙げられます。憧れている人や尊敬している人の真似をするという行為を通じて、自分に足りないものを発見していくのです。

・運動によって視覚系と感情系の脳番地のつながりを強化する。体を鍛えるためではなく、
目を使って、同時に視覚系脳番地も鍛えるのです。それが感情を認識する力の強化につながります。

〈気づき〉
私は人と目を合わすことが苦手で、中学の頃、クラスメイトによくからかわれた。

周りの子はできるのに、なぜ自分は目を合わせられないのだろうと悩んだものだ。

思えば、音楽でもスポーツでも、上手な人の真似をすることは大切だった。

初心にたちかえり、仕事や日常でも、尊敬する人の動きを真似してみよう。

〈to do 〉
・一週間のうち3日は、20分以上の運動の予定を入れる。

・尊敬する人のモデリングを日常でする。

・目ではないが、楽曲の耳コピも再開する。

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