ドヴォルザーク交響曲第8番ト長調作品88
ドヴォルザークといえば、
交響曲第9番「新世界より」がとても有名です。
そしてヴァイオリンを習う人は必ず通るであろう「ユーモレスク」
僕は交響曲第8番がとても好きです。
この曲は、1889年、ドヴォルザークが48歳の時に書かれたそうです。
ドヴォルザークはボヘミア(現在のチェコ)の偉大な作曲家であり、
第8番はそのボヘミアの香りを存分に味わうことができる名曲。
どこか美しも憂いを漂わせる旋律の第3楽章、
ファンファーレとともに活気溢れるメロディが続き、
とてもエネルギッシュな第4楽章。
どこをとってもドヴォルザークの親しみやすいメロディが満載です。
実際に、ドヴォルザークは人格者だったそうで、
大西洋を渡ってアメリカの音楽院の院長をつとめたそうです。
そのアメリカの地で、
「新世界より」や「チェロ協奏曲」と言う傑作が生まれたのですから、
人生どこで何が幸いするするかわかりませんね。