TM NETWORK「Get Wild」

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TM NETWORKの名曲「Get Wild」。

オリジナルは1987年4月8日に発売され、その後も音楽ファンから絶大な支持を受け続けています。

2017年には「GET WILD」が発売から30周年を迎え、「Get Wild SONG MAFIA」と題されたアルバムが登場しました。
このアルバムには、なんと36曲全てが「Get Wild」のバリエーションとして収録され、ファンを驚かせました。

「GET WILD」と言えば、アニメ『シティーハンター』と切っても切り離せない関係にあります。
この曲は、アニメのエンディングとして使用され、特に印象的なのがイントロのベルのフレーズ。
このフレーズはアニメのエンディングの動きに合わせて細心の注意を払って作られたと言われています。
そのため、イントロが鳴るだけで、胸が高鳴ることがあります。アニメの影響力が曲にしっかりと刻まれているのです。

また、この曲はスネアが入っていない特異な点や、DX7のシンセベースが有名です。
さらに、この曲がいわゆる小室進行の代表曲となりました。
小室進行とは、Am-F-G-Cというコード進行で、この進行から数多くのヒット曲が生まれました。

そして、TM NETWORKは1989年に「Get Wild」のリミックスバージョンである「Get Wild’89」をピート・ハモンドによって発表しました。
このバージョンは、異様に長いイントロが特徴で、ワンコーラス分がインストゥルメンタルとして演奏され、その間にリズムが全面的に押し出されています。
この独特なアレンジが、ライブで最も盛り上がる曲として知られ、TM NETWORKの代表曲の一つとなりました。

「Get Wild」の魅力は、その歴史的なバージョンやアニメとの結びつき、そして独自のサウンドによって、今なお多くの音楽ファンに愛され続けています。

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