何十冊も出版している作家がこう答えている。
「成功の秘訣は、くだらない単語を来る日も来る日も書き続けただけだ」
少し驚いた。
くだらない単語を書き続けても意味がないと思っていたから。
いったいどれだけ書き続けたのだろう。
3ヶ月。
それとも一年以上か。
音楽でも同じことがいえるだろうか。
最初からよいメロディを作ることはできない。
ダサいメロディを出し切った先に、
メロディと本気で向き合った先に、
それはあるのだろう。
そして、
僕の場合は、
絶対的に作る量がたりないのだろう。
今日ダサいメロディを作った。
明日もダサいメロディを作ってしまうのだろう。
だからどうということでもない。
もうあきらめない。
書き続けることができるのは幸せだから。
ダサいメロディなんて出し尽くしてしまえばいい。
そう考えはじめると、
はなから失敗なんてないのだと思えてくる。