藤原竜也主演というだけでワクワクする。
どんなキャラクターを演じてくれるのか、いつも楽しみにしている。
映画「ダイナー」
殺し屋専用のダイナーのシェフ“ボンネロ”
俺はーここのー王だっ!
砂糖の粒までが俺に従う。
従うか、
死ぬかだ!
ボンネロの口調は、
まるで演劇のワンシーンだが、
これで完全に藤原竜也の世界に引きこもれた。
殺し屋達が皆自己紹介したり、
演劇的な演出なのに違和感がないし、
むしろ新鮮で楽しい。
出てくる人が、
全員殺し屋というのも面白いし、
トリガーが発動していつ豹変するのか、
緊張感がたまらない。
料理が本当に美味しそうだし、
アクションはスタイリッシュだし、
ドボルザークの音楽を散りばめているのもよかった。
すべてから逃げてきたオオバカナコが、
狂っている殺し屋達に出会ったことで人生が変わり、
やっと自分と向き合うことができた。
自分の居場所を見つけることができたのだ。
誰のためにつくるのか
それだけを考えろ。
きちんと自分と向き合え。
お前が逃げてきたものは、
逃げれば逃げるほど追ってくる。
ボンネロのセリフが心に残った。
http://wwws.warnerbros.co.jp/diner-movie/about.html