映画「怪物」

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映画が終わった後、過去の出来事、人との関わり方、自分が持っていた偏見が浮かび上がってきました。

人や出来事を判断する際、思いこみ、経験が大きく影響を及ぼしている。

映画「怪物」は、見る人によって異なる心の動きを引き起こす作品。
タイトルに引っ張られ、誰が怪物なのかという視点で観てしまいました。
実はそれこそ思いこみなのかもしれませんね。

真実は一つではなく、人それぞれの視点や感じ方によって変化する。
わかっているはずのことを改めて認識しました。
思いこみにとらわれず人と向き合うことの難しさも感じました。

ものすごく余韻が残ってしまいました。

小学生の子を持つ親としては考えずにはいられません。
子の幸せを願っているはずが、苦しめていやしないのか。
作品の終わりで描かれたあの2人の未来に、心から幸せを願わずにはいられません。

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