映画「マチネの終わりに」
クラシックギターはなぜあんなに悲しくて切ない音色を奏でられるのだろう。
最初の福山さんの演奏シーンから涙がでました。
パリやニューヨークの街並み、コンサートホールが美しく、落ち着いた大人の恋愛と上質な音楽を味えた時間でした。
ずいぶんと前に観た「冷静と情熱の間」を思い出しましたね。
人は出会ってしまうから。
出会ってしまったら、もうその前には戻れない。
エンドロールの後、
涙がそっとこぼれて、
ずっと浸っていられるような、
すごく余韻が心地よい。
ミュージシャンである福山雅治さんのギターの演奏シーンはカッコいいし、奏でられる音楽も素晴らしい。
そして、
石田ゆり子さんの眼差しが美しい。
悩んだり、泣いたり、笑ったり、
それでいて決して感情的にならず、
懸命にすべてを受け入れるようとする。
その生き方にとても共感しました。